○妊娠と喫煙(たばこ)

・たばこを吸い続けると肺がんや心筋梗塞になりやすい事は良く知られていますが、妊娠中の喫煙がおなかの赤ちゃんに悪い影響を与える事はご存知ですか?
・妊娠中に喫煙している妊婦さんが早産する割合は喫煙していない妊婦さんの1.5倍、約50%増加します。また喫煙している妊婦さんから生まれた赤ちゃんが低出生体重児(2.500grより小さい)となる割合は喫煙していない妊婦さんの約2倍です、いずれも、喫煙本数が増えるほど、傾向は強くなります。
これらはたばこの中のニコチンと煙の中の一酸化炭素によって、胎盤や赤ちゃんに向かう酸素が不足するためといわれています。また夫や職場の人のたばこの煙を日常的に吸い込んでいるのも同様にあまりよくありません(受動喫煙といいます)、なるべく煙をさけるなど工夫してみてください。
*妊娠前に喫煙していても、妊娠中禁煙していれば、これらの危険性はなくなります。
*妊娠3~4ヶ月までに禁煙すれば、これらの危険性はだいぶ低くなります



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