○乳がんと検診

乳がんも子宮体がんと同様にエストロゲンという女性ホルモンが影響していると考えられています。

乳がんは30歳代後半より急増し40~50歳代に多く発生します。若い女性では子宮頚がんについで多い癌となっています。

<検診>

・検診視触診

目でみて、乳房の形状や皮膚、乳頭の色、異常な乳頭分泌物がないか、また手でふれて「しこり」がないかなどを調べます。

*乳がんは自己チェックで発見が可能な唯一のがんです。自己検診を是非実施してみてください。

・マンモグラフィー(乳房X線検査)

乳房を上下左右から押さえて平らにする専用の器具を使って、X線で乳房の内部の状況を映しだします。しこりになる前の小さながんやがん診断の要因となる微細な石灰化など、視触診ではわからない早期のがんを発見する事ができます。

50歳以上は感度(有用率)が良いが40歳代では感度がやや低くなります。

・超音波検査

 

乳房に超音波の通をよくするゼリー状の液体を塗り、超音波を乳房にあてて乳房内を画像化して調べます。

マンモグラフィーで感度のやや低い40歳代での有用性が期待されています。

*当院では超音波検査による乳がん健診を実施しております。



関連記事